ついに、2023年よりドローンの国家資格『一等・二等無人航空機操縦士』が制定されました。
これに伴いドローンスクールに新たに通われる方がいる一方で、近年マイクロドローン映像が増えてきたために、『FPVドローン』に興味を持って学びたい、活用したい、事業に取り入れたいという人も増えてきたように思います。また、国家資格の制度化に伴い、「レベル3飛行」「レベル3.5飛行」という目視外飛行(≒FPV)を行うべくFPV技術を習得したいニーズも出てきております。

本記事では、FPVドローンに関係するスクールサービスを提供している会社についてリサーチするとともに、FPVドローン技術をものにするためにどのようなことが必要なのか、既存のドローンスクールとどう異なるのかについて記載します。これから「FPVドローンスクール」を始めようとする方にとっても参考になれば幸いです。

世の中にあるFPVドローンスクールをリストアップ

まずは、FPVドローンに関連した技術講習や法的知識をサービスとして提供している会社などを見ていきます。なるべくフラットな視点でHPの情報をベースにして記述していきます。

DPCA FPV DRONE Course(京都)

受講費用220,000円(税別)
受講期間3日間
開催場所京都市
受講定員6名(最少催行人数2名)

◯主な内容
・概論・安全対策と飛行までのフローデモ&目視飛行訓練
・組み立て、修理、セットアップデモ (組んでるところを見てもらう)
・目視飛行訓練&(修理)
・FPV(目視外)操縦に向けての練習方法とQ&A
・目視外飛行訓練、及びテスト
・FPVの解説と使用方法
・過去実績を元に使用するドローン撮影機、点検機の解説
・FPV飛行訓練&(修理)マンツーマンとFPV(目視外)操縦の練習方法

https://dpcajapan.org/qualification-training/fpv/

本講座の最大の特徴として、世界的なマイクロドローン映像の火付け役である (株)エウレカ代表取締役の増田勝彦さんがマスターインストラクターとして在籍していることです。内容についても明示的にされていて実際の現場に即した運用方法もしれそうです。

ドローンモンスター ドローン(FPV)講習

受講費用100,000円(税別)
入門マイクロドローン付き
受講期間1日間
開催場所兵庫県
受講定員不明

◯主な内容

●基本操縦コース(1日)10万円+消費税
(入門マイクロドローンセット(5万円相当)付き)
・マイクロドローンを使用して難易度の高いFPVドローンをしっかりレクチャーいたします。
GPS機をもっとうまくなりたい方や室内の撮影業務の基礎、趣味でレースドローンをやりたい方向けです。
※非常に難しい為、個人差が生まれます。後日の延長講習は2時間6,000円で行います。

●室内空撮コース(1日)10万円+消費税
(室内空撮カスタム機、高性能小型カメラ(5万円相当)付き)
・基本操縦のステップアップとして難易度の高い室内空撮のポイントをしっかりレクチャーいたします。
撮影したデータの管理や設定のコツなどをお教えいたします。

https://dronemonster.jp/droneschool/

基本的なFPV操縦を学ぶコースと、ステップアップの撮影コースの2種類があり、両方で2日間20万円となっています。室内空撮コースでは、「撮影したデータの管理や設定のコツ」など、ただ撮影するだけではなく周辺の業務フローまで講座に含まれているようです。

FPVドローンスクール秋葉原本校

受講費用650,000円(税別)
小型FPVキット(Cetus)付き
受講期間最大半年
開催場所秋葉原
受講定員30名

◯主な内容

・座学講習(約3時間)
ドローンの構造や操作方法、航空法やその他のルール、飛行の際に必要な許可の取り方まで、分かりやすくお伝えします。
・シミュレーター講習(約12時間)
シミュレーターを使って、高速ドローンを飛行させる基本操作が習得できます。好きな時間で練習できるので、仕事帰りに「ちょこっと練習」なども可能です。
・実機訓練(全5回)
いざ、実機を使っての練習です!基本飛行、運用まで一連の流れをお伝えします。専任インストラクターがマンツーマンで丁寧に指導しますので、安心してください。

https://mugenlabo.com/lp1/

平日・土日問わずに練習に行くことができ、習得できるまでフォローできるカリキュラムがあることからも、上述のFPVドローンスクールと異なり、最大6ヶ月と中期的な講座提供されているのが特徴です。ショップも自社で持っており、機体製作やメンテナンスができることもFPV初心者には助かるポイントになると思います。マイクロドローンよりも5インチのスピードタイプのドローンに特化しているように見受けられます。

Flight Vase FPVドローン塾(大阪)

受講費用4,950円(A,Bごと)
受講期間1日※不定期
開催場所大阪
受講定員〜29名

◯主な内容

A教室(レッスン内容)

・ドローンの歴史、種類について知る
・ドローンの法律について知る
・ドローンのしくみについて知る
・ドローンの操作方法について知る
・ドローンの操作体験
・FPVゴーグルを使ったFPVドローン体験

B教室(レッスン内容)
・FPVドローンの注意点を知る
・Betaflightを使った各種設定を知る
・プロポ、ゴーグル、FPVドローンの設定を知る
・目視による操作体験
・FPVゴーグルを使った操作体験

C教室(レッスン内容)
・FPVドローンをより深く知る
・FPVドローンのビルドやハンダ作業について知る
・プロポ、ゴーグル、FPVドローンの情報を知る
・BetaflightのレートやPID設定について知識を深める
・FPVドローンを使った操作練習

https://moshicom.com/96405
https://moshicom.com/83176/
https://moshicom.com/93943/

ドローンの基本的な仕組みから、FPVドローンの注意点、各種機材の解説や、ドローンのビルドからPIDといったFlight Controllerの設定、FPV操縦練習などもあり、ABC3つの講座を受けることによって包括的なFPVの全体像がわかる内容です。定期開催ではないために、単体イベントとしての申し込みとなるようです。

NBドローンスクール FPVドローン習得コース

受講費用100,000円(税込)
受講期間1日
開催場所愛知県名古屋市
受講定員不明

内容についてはHP上の記載が見当たりませんでした。(https://nb-drone-school.com/menu/)

楽天ドローンアカデミー マイクロドローンゴールドコース

受講費用143,000円(税込)
受講期間2日
開催場所東京校orみなかみ校(群馬)
受講定員不明

◯主な内容
マイクロドローン初学者向けの入門コースです。
不安定なマイクロドローンを使用し基本操縦を習得します。
マイクロドローン応用コースです。
FPVゴーグルを使用し、ドローンからの視点での操縦を習得します。

https://academy.drone.rakuten.co.jp/course/

大手企業楽天系列のドローンスクールが展開するマイクロドローンコースです。シルバーコースとゴールドコースがあり、おそらくFPVドローンスクールとしては、後者のゴールドコースが該当するものと思われます。

ジュピタードローンラウンジ FPVドローン初級-中級コース

受講費用初級99,000円/中級66,000円(税込)
受講期間2日※日曜日不定期開催
開催場所相模原
受講定員不明

◯主な内容
ー初級コース
座学…3時間(FPVドローンの説明、組み立て、設定、シミュレーション)
シミュレーション…1〜2週間の機材の貸し出し
密着フライトトレーニング…3時間(トレーニング中、常に隣で指導があります)
ワンポイントアドバイス…3時間(練習の際アドバイスを聞くことができます)
ー中級コース
密着フライトトレーニング…3時間(トレーニング中、常に隣で指導があります)
ワンポイントアドバイス…3時間(練習の際アドバイスを聞くことができます)

https://drjupiter.com/service/

リアルでのフライトレッスンがあるようです。座学は3時間と短期的ではありますが、組み立てやシミュレータもあるようです。FPV専用のコースもあるため、初期の練習時間を有効的に使うのに良いです。

FPVドローンスクールと通常のドローンスクールとの違いとは

ここまで、HP上で検索しうるFPVドローンスクール、またFPVコースについて列挙しました。1日数時間の単体講座や数日間で行う短期集中講座、最大6ヶ月に及ぶ中長期講座の大きく3タイプに分かれています。各講座共通して行っているのは、「自作のセンサーレスなドローン」を用いた講座を展開している点です。そしてここが通常のドローンスクールとは大きく異なる点であり、注意が必要となってきます。

自作ドローンと既製品ドローンの違い

FPVドローンが難しくハードルが高くなる一番の原因は、「ドローンを自作する点」にあるといえます。既製品のドローンであれば、航空法をまもり、一定の機械の使い方と操縦方法が分かれば基本的な技術習得は可能となります。DJIのMavic3やPhantom4のような既製品ドローンは、物さえあれば誰でも飛ばすことができます。電源をつけてコントローラーと接続して画面に映る「Landing」を押せばすぐに飛びます。

各種センサーを搭載しまくるために、とても操作が簡単で誰でも使える汎用品であるため、『どう使うか』がとても重要であり、ただ国家資格を取得するだけでは当然仕事になるわけもなく、撮影や点検、測量、農薬散布などにおける高い業務スキル・安全対策スキルが求められます。

一方、FPVドローンに用いる自作のドローンはそもそも「飛ばすことすらままならない」のが通常です。RTF(ReadyToFly)のFPVドローンを使ったとしても、コントローラーとのバインド作業や、FPVゴーグル間の周波数の調整、またそれに伴う電波法ルールの理解がなければ合法的に飛行することもできません。

DJI製品と比べるとFPVドローンは最初の一歩がとてつもなく大きいといえます。

また、既製品ドローンと同様にただ飛ばせるだけでは、仕事や業務に繋がらないのは同じです。FPVだからといって、習得の過程において優遇されることは何一つなく、覚えることが多く、練習することが多く、試行錯誤することが多く、ただただハードルが高いのが現状です。

FPVドローン操縦を習得するために必要なことは

既存のドローンスクールが提供する「基本的なドローン講習」や「一等・二等の国家資格」においては、ドローンを取り巻く法制度の理解や、ドローンの基本的な操作方法の理解と、基本的な操縦技術が求められます。一等国家資格の実技試験を私も受験しましたが、正直申し上げれば、業務経験や飛行経験がなくとも1週間練習すれば誰でも習得できます。国家資格の学科試験においては、ドローンの仕組みや法制度を理解する上ではとても体系化されたコンテンツであるため、合格するレベルに学ぶことはとても有意義だと感じました。

今後FPVドローンの技術を習得したいと思う背景には、「スピード感のある映像を撮りたい!」や「マイクロドローンのような人ではあり得ない視点で撮影したい」といったニーズが大きくあると思います。映画やTVCMといった広告撮影だったり、企業VP、観光PVなどへ活用したいと思う人も多いでしょう。

実際に、FPVドローンでマイクロドローン並びに5インチなどのスピードタイプの自作ドローンで撮影を行うレベルに達するためにどれくらいの時間が必要になると思うでしょうか。ポジショントークなどは一切抜きに、これまで業界で活躍している方やFPVを始めた方々の実績を踏まえてお話すると、

最低でも3ヶ月、飛行時間にして150時間

は必要になると感じています。1日4時間、月12回、FPV練習(シミュレータを含む)を3ヶ月行ったとして約150時間で基本的なFPVの飛行技術が身につけることができ、撮影用カメラを載せて飛行させることができるレベルに達することができると考えています。どんなにセンスのいい人でも1ヶ月でFPV撮影ができるようになった人は見たことがありません。(映像として見るに耐えないものも含みます)

これはあくまで「最低でも」と書いてあるように、よほど前のめりで若くてセンスの良い人で3ヶ月という意味であり、ほとんどの方は1年以上FPVをやり続けてようやくまともな映像が撮れたり、自分でドローンを修理して直したりできるようになります。

つまり、1−2日でFPV講習を受けたとしても、自身で練習を行わない限りは当初のやりたいニーズである「撮影」などをできるようにはならないと考えます。各FPVドローンスクールにおいても、数日ですべてができるようになると触れ込みすることはまずないはずです。(もしあったとしたら要注意)そのため、各社コミュニティがあったり、延長講習などがあるので、自身での練習とそういった機会をうまく活用するようにしましょう。

操縦以外に習得するべきこととは?

操縦以外の法務面などは、「電波法」に関連して国家資格が必要になってきますが、これはFPVに限らずどのドローンスクールでも教えてくれる内容ですし、既製品ドローンと同様に航空法が大きく関係してきますので、同様に学ぶ必要があります。各種手続きの内容などを理解すれば誰でもできますので、法務面においてはFPVドローンだからといって、あまり難しく考える必要はありません。

法務面よりも重要なことで、多くの通常のドローンスクールでは学べないこととしては、「機体の製作・メンテナンス・セッティングするスキル」です。自作のドローンは作りが貧弱であり、すぐに壊れやすいのも特徴の一つです。これは耐久性とトレードオフにして可能な限り軽量化し機動性をあげているマイクロドローンゆえの特徴であり、既製品がないために、原則機体を制作したり、壊れたらメンテナンス(例えばはんだ付け等)をする必要が出てきます。

また、機体を作れたとしても、フライトコントローラーのセッティングができなければ、コントローラーとの接続やFPVゴーグルとの接続もままなりません。お膳立てされたドローン・コントローラ・ゴーグルを使っていたとしても、いざ現場で自分一人で業務を完遂するためには、そうした知識や経験が必要になるというのは想像にかたくないでしょう。

こうした機械的・技術的な部分をFPVドローンスクールが教えることができるかどうかは、講師の知識・経験はもとより、ある程度の期間が必要になってきます。トライ・アンド・エラーを繰り返さなければ自分の血肉にならないのが現状のFPVドローンなので、ご希望のFPVドローンスクールにはそうした点もサポートが可能か否かを確認するのが良いでしょう。もしサポートがなくても、無料・有料のコミュニティを探して質問相談したりできる環境を作りに行くことをおすすめします。

これからFPVドローンスクールを始める方へ

FPVドローンの魅力はとてつもなく大きいです。映像としての魅力や、小型狭隘部のドローン点検など活用の幅が年々広がりつつあるものの、技術習得者が少ないことからサービス提供が難しい現状があります。そのため、こうしたFPV技術を育成する事業者が今後出てくることは必至ですし、FPVドローンの魅力を知るものとして、可能な限り情報共有できればと思います。

FPVにかかる高コスト体質を抜け出す仕組みが必要

ここでいうコストとは、費用と時間の2つのリソースを指しています。

FPVドローンは既製品ドローンと違って、自作中心で修理やセッティングが必要になってしまうことは上述しました。DJI系製品を扱うドローンスクールであれば、10台買ったドローンの半分が1年で使えなくなることなど想像しないでしょうが、FPV自作ドローンの場合は、特に工夫しなければ、10台中10台が使えなくなると思います。つまり、事業者としても、これまでの「機材費」として予算を確保していたところに、さらに大きく「制作費(または外注費)」や「メンテナンス費」がかかってくることを意味します。

つまりは、事業を継続するためには、いかにメンテナンス費を下げるかが重要であり、そのために、
・球体ガードなどでクラッシュ耐性を高めたり、
・使用する自作ドローンを統一してメンテナンス効率を上げる

・目的特化型の専用FPV機体で運用する
など工夫することがポイントになってきます。

例えば、点検用のFPVドローンに特化して講習に用いるのも一つです。ただし、こうした工夫を行っても、機材の故障は続くため、どうしても機材費・メンテナンスコストがかかり、それに伴い受講費が相対的に高くならざるを得ないことは、受講者側も理解しておくのが良いかもしれません。

またFPVドローンを習得する期間が長くなりがちな根本的な原因もここにあると考えています。ポイントを絞ったFPVドローン活用を行うことで技術習得するポイントを絞りきることができ、相対的に期間も圧縮できるはずです。

機材のシェアや社団局への追加対応で全体費用を圧縮

FPVドローンを極めたいと考える受講者が、自身で学ぶためにFPVドローンスクールにお金を支払い、卒業後または受講中に自身でドローンパーツや各種ギアを取り揃えて、法務的な手続きに費用を支払い自身の業務を行っていくというのが現状の流れです。しかし卒業したての方では業務量も少ないため、初期投資が相対的に高くなってしまうことがしばしばあります。

記事で詳細記述しておりますが、初期費用としてFPV撮影を行うためには最低で40万円がかかります。少なく見積もって40万円であり、制作依頼や法務手続き代行、各種練習に伴う機材費用などを入れれば100万円ほどかかると思います。仮にこうした費用がFPVドローンスクール側で取りまとめることで卒業生の負担を減らせたらどうでしょうか。合法的に電波運用するためにVTXの開局にかかる費用を事業者側の社団局に追加する形で費用を圧縮したり、航空法の目視外飛行に関する包括申請をまとめて申請したりすることで個別に支払う費用を相対的に減らすことも可能です。またプロポやFPVゴーグル、GoProなどのカメラを機材シェアすることも可能です。もちろん、事業者側は受講費とは別に、対価を求めることもできるでしょう。

ボーリング場にわざわざMyボールを持っていかないように、事業者側でリソース負担する仕組みを作ることで、受講者を増やし、供給量を増やし、需要を作っていくことで、スクール事業から派生したビジネス展開もできるのではないでしょうか。

撮影だけでないFPV分野への特化

FPVドローンを使って行う事業として最もわかりやすいのが映像分野です。FPVドローン独特の疾走感や鳥の目線で飛行する映像には心奪われるものがあります。しかし、ビジネスとして考えた場合に、狭隘部の点検であったり、360度カメラによるアーカイブ記録など他にも応用できる分野は数多くあるはずです。むしろ市場全体で考えたときに、FPV×映像における市場規模は現状とても小さいといえます。

現在、ほとんどのFPVドローンスクールが撮影につながるものとして展開されていますが、2016年ごろの出始めの民間ドローンスクールのように分野特化したFPVドローンスクールが出てきたら異なる層の受講希望者が出てくるだろうと想像しやすいです。たとえば球体ガードのついた点検に特化していれば、撮影ほどの無茶なFPV飛行の必要もなくなるので、機体メンテナンスコストも大幅に下げることも可能です。また、新しく制定される「レベル3.5飛行」に特化した長距離目視外飛行に特化するのも旬です。

これは受講者においても同様で、「FPV撮影」という視点から一歩離れてみて、FPVドローンを考えてみるのも有意義だと思います。

終わりに

ドローンスクールならびにFPVドローンスクールが増えることは、市場の広がりとしてとてもポジティブであり、もっといろんなプレイヤーが出てくることを期待しています。単に儲かりそう!とか、FPVはアツい!と考えてFPVドローンスクールを始めても難しいのは上記を読んでいただければわかると思いますが、それすらもどんどん出たほうがいいと思います。そうやって各社が改善策をうち、事業継続のために試行錯誤し、いろんな事実や意見が出て相対化されることで、市場はもっと流動的になるし、いろんな可能性が出てくると思います。単にスクール批判をしても何も生まれませんが、事業として活動する人は100%市場にプラスです。

FPVドローンスクールを始めたいという熱心な方いれば、相談に乗ることも可能です。