こんにちは!YDLスタッフの大西です。

Futabaプロポ T10J をトレーナーコードで繋げて先生・生徒で使用する方法をまとめました。

トレーナー機能とは

トレーナー機能は指導に使うチャンネルと動作モードを選択できるため、生徒のレベルに合わ+せてトレーニングの難易度を設定することができます。マイクロドローンを初めて実機で飛ばす場合スロットルを上げすぎたり無理なスティック操作をすることでモーターが焼けてしまたったり、FCが壊れてしまう事があります。

実際にYDL講義1日目の実機練習中にモーターが焼けて交換しなければならない事がおこりました。この機能を使うと任意のタイミングで操作の主導権を生徒側から先生側に変更できるので機体が壊れるリスクを減らすことができます。

ケーブルのつなぎ方と設定

プロポの裏にあるトレーナー用コネクターにトレーナーケーブルを差し込みます。コードのコネクターは必ず奥まで差し込み使用中に抜けないようにしましょう。

今回はT10Jを2台用意しコチラのトレーナーケーブルを使用しました。https://www.rc.futaba.co.jp/products/detail/I00000158

先生側での設定

プロポメニューからトレーナー画面に入りINHからOFFに変更してください。生徒に渡したいチャンネルを"FNC"に変更してください。


私は先生側の項目をINHのままにしていたのでトレーナーモードがうまく動作しませんでした。双葉のサポートにメールで問い合わせた所、丁寧に教えていただけました。国産プロポだと困った時に日本語でサポートしていただけるのは非常にありがたいですね。(※INHとは、禁止・抑制状態を意味する英単語「inhibit」の略。 インヒ。 電子工学などで用いられる)

生徒側での設定

すべて設定を初期値に戻してリバースをすべてノーマルにしてください。

生徒側のプロポは絶対に電源を入れないで下さい。電源OFFのまま使用するので電池は抜いておくことをおすすめします。

先生側と生徒側の切り替え方法

トレーナースイッチは先生側プロポスイッチHに設定されています。スイッチHを入力している間は生徒側が操縦できるようになります。生徒側の操縦が危険な状態に陥ったときはスイッチHを切ることですぐに先生側の操縦に切り替えることができます。飛行する前は必ず先生、生徒側ともにすべてのチャンネルが設定通り動作するか事前に必ず確認してください。

以上 YDL大西でした!

参考 双葉公式HP : https://www.rc.futaba.co.jp/products/detail/I00000006